伝統芸能をはじめとした無形文化財や社会資本整備など、
社会や時代が要請する記録映像の企画・制作。
毎年4月20日に行われる水口祭は、高さ6mに及ぶ豪華な曳山と、その曳山で演奏される勇壮闊達な祭囃子が呼び物である。祭りを盛り上げる水口囃子は、曳山が巡行する際に奏でられる曳山囃子で、その独特の奏法で全国にファンがいる。曳山と人と町の絆を深める、水口囃子の魅力に迫った。
クライアント
甲賀伝統文化活性化実行委員会
昔から「人を見たけりゃ御坊祭」といわれる程、大勢の人で賑わう御坊祭は、和歌山県中部の日高地方最大の祭りである。時代を超えて受け継がれていく御坊祭と、地下(じげ)と呼ばれる地元との濃密な関係を描く。
クライアント
御坊市文化遺産活用事業実行委員会
国宝犬山城で知られる愛知県犬山市の犬山祭。車山(だし)の最上段で演じられるからくり人形や、巨大な車山を担ぎ上げて方向転換を行う「どんでん」。365個の提灯を灯し町内を練る夜車山(よやま)など、見どころいっぱいの犬山祭は、江戸時代に繁栄を極めた犬山城下の歴史を伝える貴重な祭りとして、重要無形民俗文化財に指定されている。
クライアント
犬山市文化遺産活用実行委員会
江戸時代後期、酒樽の原料として重宝された吉野杉。樽の側板に用いるクレと呼ばれる樽材の生産は、昭和30年頃まで盛んだったが、戦後の木材の高騰やプラスチックの普及で今は絶えてしまった。長年樽材を作る樽丸生産に携わってきた、マルシ亀井正三さんの体に刻まれた吉野林業の知恵と技を伝える。
「映文連アワード2015」優秀企画賞 受賞
クライアント
黒滝村教育委員会
その昔、地域が「階法華」であった京都市左京区松ヶ崎地区に、京都五山の送り火である妙と法の行事とともに、盆踊りとして継承されている「題目踊り」。
地域での取り組みをはじめ、芸能としての記録等を洛北の盆行事の一環として纏めた。
クライアント
京都府文化遺産活用事業推進実行委員会